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2022年7月2日
こんにちは。広島のすず美容形成外科医院の岩垂鈴香です。
目の内側にある小さな皮膚のヒダを蒙古ヒダと呼びます。名前の通り、蒙古系の東洋人である日本人に多いヒダです。
目頭切開法はこの蒙古ヒダを切って目頭を広げる手術なので、手術を受けると目頭から目じりまで平行型の二重になります。奥二重や末広型の二重が多い日本人型の二重ではなく、西洋人系の二重になります。欧米人はほとんど蒙古ヒダがなく、二重の形は平行型であり涙丘と呼ばれる目頭の赤い部分が出ていますが、日本人はこの部位が蒙古ヒダでおおわれているので涙丘は見えず、末広型の二重になってしまいます。
ヒダの程度は人それぞれかなりの幅がありますが、末広型から平行型にしたい場合や、目の内側を広げたい場合に目頭切開が適応になります。
目頭切開の種類です。代表的にはW法、Z法、スキンリドレープ法などあります。
W法はW形に蒙古ヒダを切開し、目頭の皮膚を引き出します。Z法はZ形に蒙古ヒダの皮膚を切開し、蒙古ヒダの引き連れを解除します。W法とZ法は、傷の一部が垂直方向になります。この縦の傷が少し目立つことがあります。アネシス美容クリニックの水野力先生からセミナーで教えて頂いたスキンリドレープ法は、Z法の変形のような感じです。
スキンリドレープ法は斜め横方向に切開し、傷が水平になります。目頭部分は縦方向の傷より横方向の傷のほうが目立ちません。
目頭切開は蒙古ヒダの被さりを減少させる手術です。目と目の間を指でつまんだような、目と目を寄せる状態にする作用はありません。目の内側を引っ張る手術ではなく、目頭の余分な皮膚を除去する手術なので、目頭の位置は変化しません。
目頭切開を希望される方の訴えで多い内容です。
・二重の手術だけでは満足いく二重幅にならなかった
・平行型の二重になりたい
・目頭側までしっかりした二重になりたい
・目と目の間が広く感じる
・蒙古ヒダが突っ張る
などです。
このようなお悩みの方は受診頂ければ解決できると思いますので是非一度ご相談ください。
すず美容形成外科医院(広島の美容外科、形成外科、美容皮膚科、二重形成、鼻形成、しみ、しわ、たるみ)お電話は082-222-6671 HPは http://www.suzu-clinic.com メールでのお問い合わせは http://www.suzu-clinic.com/contact/index.html#mail_form