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2022年8月17日
こんにちは。広島のすず美容形成外科医院の岩垂鈴香です。
目の下のたるみ治療・裏ハムラ法についてです。
目の下のたるみの構造では、目の下の脂肪が飛び出ていて、その下がへこんでいて凹凸になっていることが一番目立つ原因です。そして更に皮膚が余っていると皺も加わるのでたるみが倍増して見えます。
目の下のたるみ治療の手術には現在まで、皮膚を切開するハムラ法で皮膚のたるみと目の下の凹凸を改善させるという方法が報告され行われていました。しかし、皮膚を切開するとダウンタイムが長くなるのでなかなか踏み切れない方が多いのが現状です。仕方なくヒアルロン酸やコラーゲンの注入を行っても完全には満足を得る状態になれません。皮膚を切らずになんとかたるみを改善する方法がないか模索され、考えられた方法が裏ハムラ法です。
裏ハムラ法は、皮膚を切開せず経結膜的に目の下の脂肪を下方のへこみ部位に移動させます。そして脂肪をそのへこみの中に入れ込んで縫合します。これにより目の下のたるみの原因であるでっぱりが減少し、その下のくぼみが減少します。このくぼみを完全に改善させるのは注入治療と経結膜脱脂手術では不可能です。ハムラ法または裏ハムラ法が必要になります。ハムラ法では皮膚を切開するので、皮膚のたるみを改善することができますが、他方裏ハムラ法は経結膜脱脂と同様皮膚を切除しないので、皮膚のたるみは改善することができません。
裏ハムラ法はこのような方に向いています。
目の下の脂肪の膨らみと、その下のへこみが気になる方。
特に目の下のへこみが気になる方。
目の下のたるみが気になる方。
目の下のクマがいつも疲れて見られる方。
皮膚を切開する手術はいやで、でも目の下のたるみを解消したい方。
皮膚の余剰(=目の下のしわ)がひどくない方
当院では目の下のたるみの手術には、ハムラ法と同様裏ハムラ法も取り入れています。ハムラ法でたるみが改善しない場合は、目の下のつり上げ術やミッドフェイスリフトも行います。しかし皮膚を切らない方法である裏ハムラや経結膜脱脂が好まれる傾向にあり多く行われます。
ご自分がどの方法が適応なのかなど、目の下のたるみのお悩みがある方は、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
すず美容形成外科医院(広島の美容外科、形成外科、美容皮膚科、二重形成、鼻形成、しみ、しわ、たるみ)お電話は082-222-6671 HPは http://www.suzu-clinic.com メールでのお問い合わせは http://www.suzu-clinic.com/contact/index.html#mail_form