美容皮膚科

ほくろ

ほくろの治療

ほくろって何?

ほくろには一般的に「色素性母斑」と「単純黒子」の2種類があります。

ほくろの種類①色素性母斑

⺟斑細胞がいくつもの層になって重なり、やがて盛り上がってくるホクロです。

色素性母斑

初期の状態は小さいですが、徐々に⼤きくなったり、盛り上がってきます。⾊も着⾊していないものから茶⾊いものまで様々です。 また、⽪膚の表⾯近辺にできるものから、奥に向かって増えていくものまであります。

ほくろの種類②単純⿊⼦

メラニンを作り出すメラノサイトが⽪膚のごく浅い部分にあり、メラニンを⽣成したのが単純⿊⼦です。

単純⿊⼦

薄茶⾊から⿊いものまで⾊も様々で、⼤きさも1〜2mmと小さいものが多いです。

ほくろができる要因

ホクロができるには、⺟斑細胞もしくはメラノサイトが刺激を受けることですが、刺激を与える要因は5つございます。

ほくろができる原因

これらの要因は、例えば、こまめに日焼け止めを塗る・ストレスを溜め込まないよう発散する・規則正しい食事をする・お風呂や洗顔の際にゴシゴシ洗わないなど、日々の生活を見直すことで予防することも可能です。

ほくろの治療法

ほくろの治療には、ほくろの状態や患者様のご希望に合わせてご用意がございます。

ほくろの治療法①切開法

隆起したほくろに適した治療法です。

ほくろ切除

切開法のメリットは、一度の処置で除去することが可能で、他の治療法に比べ再発率が低いことが挙げられます。デメリットは、術後の抜糸が必要なこと・1本の線として傷跡が残ることです。

ほくろの治療法②炭酸ガスレーザー除去

隆起し、大きさが直径5mm以下のほくろに適した治療法です。

ほくろ炭酸ガスレーザー除去

炭酸ガスレーザー除去のメリットは、治療時間が短く、術後の傷跡は時間の経過とともに薄くなっていくことです。デメリットは、大きいほくろには適さず盛り上がりを平らにはしにくいことです。

ほくろの治療法③Qスイッチレーザー除去

隆起せず平坦で色だけのほくろに適した治療法です。

Qスイッチレーザー除去

Qスイッチレーザー除去のメリットは、できるだけ目立たず治療ができ、ダウンタイムが一番少ないことです。デメリットは、隆起したほくろには適しておらず、1カ月ごとの繰り返しの治療が必要なことです。
リスク・副作用・注意点
傷跡、かさぶた、照射部位の熱感、赤み など